欧米で大人気のマートルのトピアリー
海外のガーデン雑誌やインテリア本、おしゃれなお宅紹介のYouTubeを見ていると、必ずと言っていいほど目にするのがトピアリーです。
コロナ禍以降、観葉植物の次の楽しみとして注目されるようになり、小さな庭やテラス、インドアでも楽しめることから、海外ではトピアリー人気が高まっています。
その中でも特に人気なのがドワーフマートル(銀梅花)でつくるトピアリー。
ドワーフマートル(Myrtus communis ‘Compacta’)は、銀梅花(マートル)の矮性品種です。
小さな葉と上品な樹形を持つマートルは、世界中のガーデナーやインテリア好きから愛される定番植物です。
実はドワーフマートルは太陽と適度な湿度を好み、日本の気候にもよく合います。
自然に丸くまとまりやすく、管理もしやすいので、初心者にもおすすめです。
今回は海外で大人気のマートルのトピアリーを、3人の実例とPinterest画像を交えながらご紹介します。
まずは、マートルのトピアリーを世界中のガーデナーに印象づけた先駆者、Bunny Mellon。
そして現在、SNSやライフスタイル発信を通してその魅力を広めているJulia BerolzheimerとLoi Thaiです。
どちらもマートルのトピアリーを多く使うスタイルなので日本では少し難しいかもしれませんが、ヒントになることがあると嬉しいです。
それぞれの個性が表れた、素敵なマートルのある暮らしをぜひお楽しみください。
マートルのトピアリーの先駆者| Bunny Mellon
マートルのトピアリーを語るなら、まず名前が挙がるのがBunny Mellon(バニー・メロン)です。
アメリカを代表するガーデンデザイナーとして知られ、彼女の庭に並ぶ美しいマートルのトピアリーは、今も世界中のガーデナーの憧れとなっています。
テラコッタ鉢と組み合わせたシンプルで上品なスタイルは、現在のトピアリーブームの原点とも言える存在。
バニーがトピアリーを育てた邸宅「Oak Spring」は、現在 Oak Spring Garden Foundation によって管理され、庭や温室、ライブラリーは大切に保存されており、世界中のガーデナーや研究者が訪れる学びの場となっています。
今でも年に数回だけ一般向けのガーデンツアーが開催されていて、ガーデニング好きにとっては「聖地巡礼」のような場所になっています。
次は、SNSを通して現在人気を誇るJulia Berolzheimerさんのご紹介です。
暮らしの中で楽しむマートル| Julia Berolzheimer
ファッションやインテリアで人気のジュリアは、自宅のさまざまな場所にマートルのトピアリーを取り入れています。
特に有名なのが、ポーチのスタンドに並んだトピアリーたち。
クリスマス時期に赤いリボンをつけたトピアリーが並ぶスタイルは、とても人気です。
こちらは彼女のテーブルセッティング。
カラフルでフェスティブなこのテーブルセッティングにも、小さなトピアリーが飾られています。
こちらはボックスウッドのトピアリーだと思いますが、ジュリアさんのトピアリーへの想いが詰まったポーチ。
ファッションもカラフルで人気の彼女。
若い方にもトピアリーの魅力を広めています。
Instagramはこちらです。
コンテナガーデンの主役として楽しむマートル| Loi Thai
さて、最後は大本命のLoi Thai(ロイ・タイ)です。
マートルのトピアリーと言えばロイ・タイと名前が出るほど。
ベトナム生まれ、アメリカ在住のガーデンブロガー。
ニュートラルカラーのリビングルームの主役となっている彼のトピアリーたち。
リズムよく置かれたドア周りのトピアリー。
整然と並ぶトピアリーたち。
ロイ・タイはかつてバージニア州で「Tone on Tone」という人気ショップを運営していました。
現在は店舗営業を終了していますが、その美しいコンテナガーデンやトピアリーのスタイルは、今も多くのガーデナーに影響を与えています。
ベトナムからの移民であるロイ・タイの、アメリカでのガーデンブロガーとしてのサクセスストーリーはそれだけでも興味をそそられます。
次回予告|日本の住宅でも真似しやすいマートルトピアリー実例集
今回ご紹介した実例は、どれも少し難易度高め。
広い庭や大きなテラスがあり、そのまま真似するのは簡単ではありません。
それでも、鉢の選び方や置き方、植物の組み合わせ方など、参考になるポイントはたくさんあります。
次回は、そんな海外の素敵な実例の中から、日本の住宅でも取り入れやすいアイデアを集めてご紹介します。
「玄関に1鉢置くなら?」
「ベランダならどう飾る?」
「どんな鉢を選べば雰囲気が出る?」
憧れの世界を眺めるだけでなく、自分の暮らしに取り入れて楽しむことができるのがトピアリー。
まずは小さく始めてみませんか?
次回ご期待ください。

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