憧れの庭を、もっと身近に
前回は、バニー・メロン、ジュリア・ベロルツハイマー、ロイ・タイという3人の実例をご紹介しました。

どれも素敵な空間ばかりでしたが、「広い庭がないと難しそう」と感じた方もいるかもしれません。
しかし実際には、トピアリーは大きな庭だけのものではありません。ニューヨークのアパートやタウンハウス、小さなテラスや玄関先など、限られたスペースの中でも数多く取り入れられています。
むしろトピアリーは、1〜2鉢あるだけで空間の印象を変えてくれるのが魅力。
広い庭がなくても、その存在感を十分に楽しむことができます。
今回はPinterestで見つけた実例の中から、日常に取り入れやすい小さなトピアリーのある暮らしをご紹介します。
日本の住宅でも参考にしやすいアイデアがきっと見つかるはずです。
キッチンに飾るマートルのトピアリー
明るいキッチンであれば、マートルを飾って楽しむことができます。
このキッチンでは、小さなマートルが窓辺に置かれているだけ。
それなのに視線が自然と上に集まり、空間に高さとリズムが生まれています。
特にトピアリーは、観葉植物にはない「整ったシルエット」が魅力。
木製のキッチンツールや大理石の壁、陶器の質感とも調和し、クラシックで洗練された雰囲気を演出しています。
キッチンツールを入れた鉢やトピアリーの鉢、ソルト・ペッパーミルの素材もすべてバラバラなのに調和しているのが素敵ですね。
こちらは素材をある程度そろえたコーナー。
ラタン素材のピッチャーやグラス、バンブーのカトラリー、同色のカウンター。
ライムにブルーのストライプのクロス、そして小さなマートルのトピアリー。
奥の黒のフレームが空間を引き締めています。
マートルは「ミルタス」とも呼ばれるハーブなので、キッチンに飾るトピアリーとしてはピッタリです。
キッチンの最後はこちら。
真っ白な空間のキッチンに、凛とたたずむマートルのトピアリー。
よーく見てほしいのですが、普通のグレーの鉢に、細長いステムの上に緑の丸いボールがあるだけ。
それなのになぜこんな不思議な魅力があるんでしょう。
これがトピアリーの沼にハマる理由だったりします。
テーブルのセンターピースとして飾るトピアリー
週末のちょっと特別な夕食だったり、ホームパーティーを開く時。
テーブルコーディネートがお好きな方なら、センターピースとしてお花を飾って楽しみたいですよね。
マートルのトピアリーなら、わざわざお花を買いに行かなくても、テーブルの上にそっと置くだけでインパクト大のセンターピースが作れます。
ピンクと白の、ひょっとしたらガーリーになりすぎるかもしれないテーブルに、テラコッタ鉢に入ったマートルのトピアリー。
苔でマルチングしているのでとてもエレガント。
こちらは小さな小さなトピアリーと、こちらも小さなオーキットを丸いトレーの上に置いて飾ったもの。
小さくてもこのインパクトです!
ゴージャスなお花ももちろん良いのですが、エレガントなのにカジュアル、フォーマルなのにちょっとリラックスできる、そんなセンターピースがマートルのトピアリーで作れます。
こちらは逆に、とても無骨なスタイルのなかに落とし込んだトピアリー。
トピアリーのボールは整えすぎず、自然なスタイルです。
素朴な空間にちょっとフォーマルな雰囲気が漂います。
ためしにこのトピアリーを消してみると・・・

あらまぁ。
ちょっと寂しいですね。
切花ってお値段するわりにあまり持たないですし、自分の庭で切り花を存分に育てられる環境も少ないのが現状。
これからの暑い中、お花の手入れも大変ですしね。
そんな中でもマートルのトピアリーは、一つあると外でも中でも、四季を通して何年も飾ることができます。
それなのにこんなにエレガント。
コスパ最強です!
様々な鉢で楽しむトピアリー
テラコッタとマートルのトピアリーの相性は、時代を超えて愛されているものがあります。
もともと地中海のハーブであるマートルは、テラコッタ素材がとてもしっくりきます。
こちらはグレーの鉢に入ったもの。
背景のウッドもグレー系で落ち着いていて、とてもシックな空間です。
こちらはラタンの鉢カバーに入ったトピアリー。
鉢受けはシルバーのフット付きのトレーなので、ラタンのカジュアルさとシルバーのフォーマルのミックススタイルです。
こちらはまだまだ人気続行中の、青と白のシノワズリ柄の鉢に入ったトピアリー。
こんな柄そっくりなそば猪口があるんですよね、私・・・。
極小のトピアリーを入れても可愛いかも、とアイディアをいただきました。
鉢に入れ替えて違ったスタイルを楽しみたい方は、トピアリーをプラスチックなどの小さい鉢に入れて、テラコッタ、ラタン、陶器、スクエアの鉢などを鉢カバーとして使い、季節や置き場所に合わせて変えてみるのもおすすめです。
最後に番外編。
鉢にリボンを巻いたスタイルです。
春には真っ白のレース。
夏なら青と白のギンガムチェック。
秋にはこっくりした色のベルベット。
クリスマスには真っ赤なサテン。
そんなふうにトピアリーの鉢をリボンで飾れば、たった一つの鉢植えのトピアリーでも最大限に楽しむことができます。
今回の画像集、お楽しみいただけましたでしょうか?
次回はベランダや玄関など、屋外で飾るトピアリーの画像集もやってみたいと思います。
ご期待ください。

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